東京オリンピックのメダルラッシュで注目が集まったスケボー。本来スケボーが持っている”楽しさ”や”ストリートカルチャー”に魅了され「自分もやってみたい！」と憧れを持った子も多いのではないでしょうか。習い事としてスケボーをするなら、親として気になるのは怪我の心配や費用感は知っておきたいところ。

 

この記事では、スケボーを習いたいお子さんをお持ちの方に向けて、スケボーを始めるなら知っておきたいポイントを紹介します。

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子供がスケボーを習う3つの魅力

スケボーの魅力は、見た目が華やかなことだけではありません。実は筋力アップに繋がることはもちろん、子供が自ら課題に取り組む能動的な学びができるという魅力もあるんです。ここでは、子供がスケボーを習うことで得られるメリットを大きく分けて3つ紹介します。

バランス感覚を鍛えることができる

スケボーはボードの上に乗ってバランスを保つのが基本ですよね。この動きで自然と体幹やバランス感覚を鍛えることができます。

 

この「体のバランスをとる動き」を鍛えることは、文部科学省の幼児期運動指針でも重要視されているほど子供の発達に大切なものと言われています。まっすぐな姿勢をキープできたり、スポーツの基礎に繋がるため、例えばお子さんが将来スケボーから他のスポーツに変えたとしても無駄になることはありません。

自ら考え試行錯誤する

スケボーの技は数多くあり、なおかつ技を決めるというのはすぐにはできるようになりません。最初はバランスを取ることが難しくても、「どうしたら上手にかっこよくできるんだろう？」と自ら考え、何度も試行錯誤していく、といった能動的な学びが自然とできるようになります。その上で技が決まれば達成感も得られ、大きく成長させてくれるでしょう。

失敗しても立ち上がる

スケボーは技が成功するよりも、失敗のほうがはるかに多いスポーツです。だからこそ、技を決めるために諦めずに何度も立ち上がることができるようになるでしょう。また、熱中して練習に取り組むことで、集中力も養われます。

スケボーを習うなら知っておきたいポイント

スケボーを習うと決めたら次に気になるのはスケボースクールのこと。年齢制限はあるのか？また気になる月謝のことをみていきましょう。

スケボーは何歳から始めるのがおすすめ？

結論から言いますと、スケボーを楽しむこと自体は何歳からでも始めることができます。親子でゆっくり楽しむなら幼児からでも良いでしょう。一方で、スケボースクールで習うなら、早くても4〜5歳以上が多いようです。スクールに通うタイミングとしては、以下のことができるかを基準として考えてみてください。

 

• 先生の言うことが聞けること
• 自分でやってみたい気持ちがあること
• 周囲とコミュニケーションが取れること
• ヘルメットの着用など安全対策を嫌がらずやること

 

初心者はスクールに通うのがベスト

スケボーは転倒することも多く、怪我が起きやすいスポーツです。そのため、初心者は独学で始めるのではなく、レッスンで基本的な滑り方や安全な転び方も教えてもらうのが好ましいでしょう。またパーク内には幅広い年齢層の方がいるため、スクールへ通うことは子供にとって社会性を身につける機会にも繋がります。

スケボーを習う場合の月謝相場は？

スケボースクールの月謝は、だいたい月6,000円〜10,000円程度が一般的でしょう。また初心者向けの単発レッスンは一回2,000円〜3,000円程度が相場です。中には無料体験ができるところもありますので、習いたいと思ったらまずは近くのスケートパークを探してみてください。

 

ちなみに、スケボーは基本を学んだ後はスクールに通わず自主練習することもできるので、他の習い事と比べても比較的お金がかからない習い事と言えるでしょう。

最初はレンタルでもOK！まずは親子で体験してみよう

スケボーは個人でコツコツ練習していくスポーツなので、どんな年齢層の方でもマイペースに楽しめるところが最大の魅力ではないでしょうか。また上下関係はなく横のつながりを大切にする文化があるので、親子のコミュニケーションの一環として楽しむというのもおすすめです。

 

東京オリンピックの影響で、日本全国にスケートパークやスクールが続々と増えてきています。スクールではレンタルできるところもありますので、まずは体験コースやイベント参加から始めてみてはいかがでしょうか。