日本伝統文様・和柄のもつ意味とは
目次
吉祥文様とは
和柄にはさまざまな種類があります。日本をイメージさせるような柄や、日本の昔からある伝統な柄のことを総称して「和柄」とよびます。
最近よく目にする和柄、伝統文様には意味があることをご存じですか?その中でも縁起の良い文様のことを「吉祥文様」とよびます。
意味を知るとプレゼント選びの時などに便利ですよ。
模様・文様・紋様、の違いって?
先ず初めに、こちらの3つですが違いは何なのか気になりませんか?
色々調べると「○○模様」、「○○文様」と様々な表記の仕方を見ませんか?
模様...文様、紋様を含めた総称
文様...人工的に作られた模様
紋様...平面上に自然に出来た模様
ですので、ここで紹介する模様は全て「文様」ということになります。
文様の由来と意味
最近よく目にする文様の由来と意味を調べてみました。日本伝統文様はその名の通り伝統のある文様です。江戸時代に流行った柄や歌舞伎に使われている柄、魔よけの柄など様々です。
皆さんの好きな柄はどんな意味が込められているか是非探してみてください。
麻の葉文様
麻の葉文様は、正六角形の対角線によってできる六つの正三角形を結ぶことによってできる幾何学模様で形が麻の葉に似ていることから、この名がつけられたといわれています。
子供の死亡率が高かった時代、子供が生まれると麻の葉文様の着物を着せました。それは、魔よけの力を持つといわれていた三角形が集まってできた六角形は、より、強力な魔よけの力があると考えられていたからです。また、麻は生命力がとても高いため、赤ちゃんや子供の成長を願う柄として昔から使われてきました。
現代でも、その願いを込めて赤ちゃんへのお祝いに送るのもいいですね。
市松文様
市松文様は格子模様の一種で、二色の四角形を交互に配した模様です。そして、その柄が途切れることなく続いていくことから繁栄の意味が込められています。ですので、子孫繁栄や事業拡大など縁起の良い模様として多くの人に好まれています。
鱗文様
鱗文様は、正三角形あるいは二等辺三角形を上下左右に連続して配置した幾何文様です。三角形の連続する様子を魚や龍、蛇の鱗に似ていることから「鱗文様」と呼ばれるようになりました。
三角形は魔よけや厄除け、再生の意味を持っています。
亀甲
亀甲とは亀の甲羅の模様が由来となっています。亀は長寿吉兆の縁起の良いものとされてきました。ですので長寿の象徴であることから、長寿への祈りが込められた模様となっています。
青海波
青い海の波をモチーフとして、同心の半円を連続して重ねた幾何学文様。どこまでも穏やかな波が続いている様子から、永く続く幸せや平和な暮らしへの祈りが込められた模様です。
結婚へのお祝いにおすすめですね。
矢絣
弓矢の矢羽根をモチーフにした文様。矢羽根には破魔矢の意味があり、お正月の縁起物や神事に使う神具として神社や寺院で扱われています。射た矢が戻ってこないことから、江戸時代には嫁入り道具として矢絣の着物を持たせるようになり縁起柄とされるようになりました。
こちらも、結婚祝いにおすすめですね。
火炎模様
「火焔(かえん)文様」あるいは「火炎文(かえんもん)」は、燃え上がる炎をかたどった文様です。古代社会では、火・炎を神格化し神の象徴として宗教儀式に用いてきました。「火焔文様」には、呪術的な意味も託されています。
仏教美術では、仏が放つ光明をシンボライズするものとして火炎が取り入れられています。人々の煩悩を鎮め、災いを振り払う意味を持っているのです。しかし、一方で破壊的な側面も持ち合わせておりますので二面性を持つ文様といえますね。
ここでお伝えした文様はまだまだ一部で、他にも沢山の吉祥文様があります。ぜひ、他の意味も調べてみてください。それぞれの柄の起源や意味を知るといままでの文様の見方が変わってきますよ。
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