近年子供の習い事としても人気のキッズダンス。ネット動画などのダンスを真似して踊っている我が子を見て、習わせたいと考えている親御さんも多いはず。ダンスを習うことによってフィジカルが強くなるというイメージを持っている方が多いと思いますが、実はダンスは運動能力やリズム感の向上だけでなく、精神面での成長も期待できます。

 

そこでこの記事では、キッズダンスが精神面の成長に繫がる理由について解説していきたいと思います。

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キッズダンスは子供の成長にいい影響を与えるって本当？

キッズダンスは子供の成長に良い影響があります。ダンスは全身を使ってする運動であるため、まず全身の筋肉や体幹が鍛えられます。子供の体力低下が問題となっている昨今、ダンスを習わせることはとても有効な手段だと言えるでしょう。また、ダンスは音楽に合わせて様々な振り付けを行います。見よう見まねで振り付けを覚える作業は、観察力を鍛えると同時に思考力や記憶力も向上させてくれます。

キッズダンスが精神面の成長に繫がる理由とは

キッズダンスはフィジカル面での成長が期待できるのはもちろん、精神面の成長にも繫がると言われています。理由は以下の6点。

協調性が身につく

キッズダンスでは、日々の練習の中で協調性が身につくことが期待できます。ダンスは一見個人の競技のように思えますが、ダンスレッスンではチームでレッスンを受けることが多く、その中で周りと動きを合わせて踊らなければなりません。同じ動きをするためには、仲間と合わせる練習が必要になります。また、団体で踊るダンスにはチームワークが必要不可欠。このような経験の中で、自然に協調性が身についていきます。

向上心や自主性が生まれる

ダンスを習うことで、向上心や自主性が生まれるという効果も期待できます。ダンスは、運動が得意だからといってすぐにうまく踊れるようになるものではありません。周りの仲間や先生のダンス、プロのダンサーの動画などを見て、「もっと上手くなりたい」「こんな動きができるようになりたい」という向上心が生まれます。また、上手く踊れるようになるために自主的に練習するようにもなるでしょう。

コミュニケーション能力が高まる

ダンススクールではチームでレッスンを受けることが多いので、コミュニケーション能力が高まります。例えば誰かがレッスンを休んだら、振り付けを教えたり教えられたりということもあるでしょう。大会などが近くなればレッスン以外でも集まって練習することもあるかもしれません。また、ここはこうした方がいいなどと意見交換をすることも。このような練習を続ける中で、自然と社交性が身についていくのです。

忍耐力がつく

ダンスを続けていると、なかなか上手くいかなかったりや悔しい思いをすることもあるため、自然と忍耐力が身につきます。日々の練習の他にも、コンクールなどで自分の希望するポジションが与えられなかったり、大会で敗退するといった経験もするでしょう。そのような経験をすることで忍耐力が身につき、やる気に繋げる力や仲間を思いやる気持ちも生まれます。

ストレス発散になる

ダンスは、日常の嫌なことやストレスに感じていることを忘れて気持ちを切り替えることができる場としても有効です。思い切り体を動かすことで気持ちをリセットできるため、ダンス以外のことにも意欲的に取り組むことができるようになります。

自己肯定感が育つ

キッズダンスは、子供にとって大切な自己肯定感を育てることができます。始めたばかりのころは人前で踊ることが恥ずかしいと感じる子供が多いものですが、それを乗り越えて仲間と一緒に踊れるようになってくると、どんどん自分に自信がついてきます。大きなステージで披露するようになれば、さらに大きな自信へと繫がるでしょう。

キッズダンスは精神面でも大きく成長できる

キッズダンスは、身体能力が高まることはもちろん、観察力やリズム感、さらに精神面での成長も期待できます。また、音楽に合わせる、周りと動きを合わせるなど複雑な要素が含まれているので脳が活性化するとも言われています。もし子供がダンスに興味を持っているようであれば、習い事の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。