近年、カッコよく踊るダンスアイドルグループやアーティストに憧れる子供をキッズダンススクール通わせる親御さんが増えています。しかし、通わせたのはいいけれど「なかなか上達しない」「周りの子と比べて伸び悩んでいる感じがする」といった悩みを抱えている方も少なくありません。そこでこの記事では、キッズダンスが上達する5つのコツをご紹介します。

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キッズダンスが上達する5つのコツ

ダンスが上達する子にはいくつかの共通点があります。それをもとに、キッズダンスが上達するコツをご紹介します。

楽しみながら取り組む

まず、ダンスが上達する一つ目のコツは、楽しみながら取り組むことです。なんだそんなこと？と思われるかもしれませんが、いざ習い始めてみたらダンスをしたいという気持ちが持続せず、楽しみながら取り組むことができないという子も少なくありません。もしダンスへの意欲が落ちているようであれば、ダンスのジャンルを見直してみたり、違ったスタイルのクラスへの移行を検討するなどしてみてもいいかもしれません。

リズム感や観察力を磨く

ダンスが上達する子に共通しているポイントの一つに、リズム感の良さや観察力の高さが挙げられます。先生の動きを注意深く観察できる子供は、真似する能力も高くダンスが早く上達する傾向にあります。観察力やリズム感には個人差があり、能力を磨くことは難しいと思われるかもしれませんが、例えば子供が好きなダンサーの動画をいつも見られるような環境を整えたり、機会があれば実際に見られる機会を与えたり、さまざまな音楽を聞かせたりすることで、自然と磨くことができます。

地道な基礎練習をしっかりやる

ダンス上達への近道は、基礎練習をおろそかにしないこと。ダンスを始めると、つい楽しい振り付け練習ばかりに気がいってしまいがちですが、基礎ができていないと同じ振り付けをしても完成度が全く違います。また、基礎練習を怠っている子供は新しい動きや技への対応力が低いため、基礎練習をしっかりしている子との差がどんどん開いてしまうことになります。怪我や故障を防ぐためにも、アイソレーションやリズムトレーニング、ストレッチといった基礎練習をしっかり行うことはとても重要。

目標を持つ

ダンスが上達する子は、必ず何かしらの目標を持っています。例えばこの大会で〇位以内に入りたいとか、このダンスの技を習得したいとか、世界的なダンサーになりたいとか、とにかく目標を決めてそれに向かって動くことが、上達に繫がります。

 

目標を持つことがなぜ上達に繫がるかというと、例えばある技を習得したいという目標があるとすると、「まずこういう動きができるようにならなければいけないからこの練習をしよう」といった課題を自分で設定することができます。小さな課題をどんどんクリアしながら最終的な目標に向けて努力できる子は、何も言われなくても練習するのでその分上達も早いのです。

アドバイスを素直に聞く

人のアドバイスに耳を傾けられない子は、なかなか上達しません。自分のダンスを客観的に見ることは難しいため、自分の考えだけで上達するには限界があります。ダンスの上手い子はさまざまな人の意見を素直に聞き入れた上で、こうしたらもっとよくなるのではないかという発見に繋げてどんどん上達します。言われたことだけやっていれば良いというわけではありませんが、まず人の意見を素直に取り入れることが大切。

上達のコツを意識して練習に取り組もう

ダンスは単に運動能力が高いからといってすぐに上達するものではありません。体の動きだけでなくリズム感や表現力などさまざまな要素が絡んでくるため、スムーズに上達しない時もあれば短期間にグンと伸びることもあります。なかなか上達しないと感じる時でも焦らず、紹介したコツを意識しながら練習に取り組んでみてくださいね。