エクステは気軽に髪型を変えられる便利なアイテムです。利用している方も多いですが、実は頭皮への影響もあるので注意が必要です。頭皮へダメージで抜け毛や肌荒れを起こす前に、エクステの負担を軽減させる方法をおさえておきましょう！原因と解決策を知れば、よりエクステでのおしゃれが楽しめます。

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エクステが頭皮に与える影響とは？

エクステは、植毛やかつらではなく髪に装着するタイプの付け毛です。付けるだけなので頭皮への影響は少なそうに感じますが、お手入れをサボったりすると抜け毛や髪質が弱くなるケースが生じます。

実際に「エクステを付けてから髪が薄くなってきた」「エクステを無理やり引っ張たら髪が抜けてしまった」というトラブルも起きているようです。エクステによる髪のトラブルは、知識不足によって起こることがほとんどです。では、頭皮へどんな影響を及ぼすのか？まずは、エクステによる頭皮への影響について詳しく紹介します。

頭皮や髪のケアがしづらくなる

頭皮や髪に影響をもたらす原因として、髪が洗いづらいというのがあります。エクステを付けたまま洗うと、付けたところが洗いにくく、しっかり洗えないと頭皮も髪も汚れが残ったままの状態になってしまいます。エクステは一度付けると取り外さない人も居ますが、それでは頭皮や髪に悪影響を与えてしまい、キューティクルも痛んでしまいます。

抜け毛の原因にも繋がる

エクステを長期間付けていると「牽引性脱毛症」になってしまう恐れがあります。エクステで髪を引っ張り続けている状態なので、髪への負担が重なると、エクステを付けた部分だけ髪が抜けてしまう最悪のケースが発生してしまいます。エクステをたくさん付けていたり、１～2か月以上エクステを装着したままの人は注意が必要です。

頭皮への影響を防ぐ方法

髪は目視で確認することができますが、頭皮は自分の目では見られない部分です。もし、かゆみが出たりしたらどんな対策を取ればいいのでしょうか？ここでは、頭皮への影響を防ぐ方法をお伝えします。

シャンプーで頭皮をしっかり洗浄

頭皮への影響を抑えるためには、毎日のシャンプーから見直してみましょう。具体的には、お風呂に入る前にブラシで髪をしっかりとかした後、ぬるめのシャワーに髪を当てながら汚れを落としていきます。シャンプーは頭皮を洗うことが基本ですが激しく洗うとエクステが取れてしまうので優しく揉むように洗うことを意識しましょう。そうすることで頭皮の汚れも落としながらデリケートになっている頭皮へのダメージも抑えられます。

タオルでゴシゴシ拭かない

シャワー後も大事なポイントです。タオルで髪を拭く際にゴシゴシやってしまうと髪が絡まりダメージを与えてしまいます。すぐに拭きたい気持ちを抑えて、タオルで頭皮の水分を吸い込ませるように優しく取り除いていきましょう。また、濡れた髪をすぐドライヤーで乾かすのもダメージを与えるので厳禁。タオルでできるだけ水分を取り除いてから、ドライヤーで乾かすようにしてください。

すでに影響が出ている場合の対処法

抜け毛が多くなった、頭皮がかゆい、エクステの影響ですでに頭皮への影響がある場合、対処法はあるのでしょうか？最悪のケースだと病院に行かなくてはいけない事例もあるので、悪化させない方法をここでしっかり理解しましょう。

かゆみや炎症があるときはエクステを取り外す

頭皮のかゆみ、炎症がある場合は、すぐにエクステを外してください。付けたままだと不衛生なのはもちろん、引っ張った状態でもあるので抜け毛も進行させる可能性があります。エクステを付けるのはなるべく避けて、頭皮を清潔に保つことが肝心です。どうしても付けたい場合は「ワンタッチエクステ」「シールエクステ」など、自分でも簡単に取り外せるエクステを付けるようにしましょう。

抜け毛には頭皮マッサージでリラックスさせる

抜け毛の進行を抑制するには、頭皮マッサージで血行の流れを良くするのがおすすめです。血行の促進は髪を強くし、ツヤも与える効果があります。エクステを付ける頻度を減らし、頭皮をうまく休ませながら続けていきましょう。

まとめ

エクステは便利なヘアアイテムですが、頭皮や髪にトラブルを起こす原因にも繋がります。せっかくおしゃれに決めたのに、影響が出てしまうのはとても残念です。そうならないためにも、今回お伝えした方法で、おしゃれも楽しんで頭皮ケアもしっかり行いましょう。