ストリートカルチャーに親しみのある人から特に人気の高い「ブレイズヘア」と「ドレッドヘア」。なんとなくどんなものかイメージはできるもののそれぞれの特徴や違いはよくわからないという方が多いのではないでしょうか。そこで今回はそれぞれの髪型の違いや特徴、ケア方法などを解説していきます。

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ブレイズヘアとドレッドヘアの違い

双方の違いを簡単に説明するとブレイズヘアは『編み込み』、ドレッドヘアは『絡ませた』髪型です。それぞれの具体的な違いをみていきましょう。

ブレイズヘア

ブレイズヘアは、細かい三編みをたくさん作った髪型です。編み込む範囲を頭全体や一部だけにしたり、エクステを使ってロングスタイルにしたり編み込む毛束の太さを変えたりと工夫することで幅広いアレンジが楽しめます。

元々はヒップホップ系のダンサーやミュージシャンなど、特に黒人カルチャーを好む人達に長く愛されているヘアスタイルですが、近年では海外セレブが部分的なブレイズヘアをSNSに投稿するなど、幅広い層から指示を集めている人気の髪型です。

ドレッドヘア

ドレッドヘアは、ドレッドロックスとも呼ばれる特殊ヘアの一種で、髪の毛同士を複雑に絡ませて収縮させた束状の髪型を指します。毛束をねじって作る「パイプドレッド」や「ツイストドレッド」アフロのようなきめ細かいパーマを掛けた後に束ねる「アフロドレッド」など、スタイルや作り方によってドレッドの中でも更に種類が分かれます。

ドレッドを完成させるには専門的な技術やかなりの時間を必要とする反面、ばっちりキメているとそれだけで目立ち、雰囲気もでるのでブレイズ同様黒人カルチャーを好む人達から特に人気があります。

ブレイズヘアとドレッドヘアのケア方法

どちらもとてもかっこいい髪型ですが、作り方が複雑なだけに長持ちさせるために気を使う必要があり、特に編み目や絡みが取れてしまうため普通の髪型のようにごしごしとシャンプーすることができません。そのため、正しいケアを行わないと雑菌の繁殖や溜まった皮脂や汚れが原因となり臭いを発する場合があります。そうならないために、ここで正しいケア方法を解説していきますので参考にしてください。

シャンプーをする

髪型の維持と手間を考えると毎日シャンプーを行うのは現実的ではないので日常的な洗髪には濡らしたり、洗い流したりする必要のないドライシャンプーを使用するのがおすすめです。使用方法については製品により異なるので購入したものの説明書をよく読んでから使用するようにしましよう。

ただ、それだけでは臭いの発生や頭のかゆみを抑えることは難しいので2日~1週間に1回は頭を濡らして通常のシャンプーを行うのがおすすめです。その際に力強くこすると編み目や絡まりが崩れてしまう恐れがあるので優しく揉むように洗い、シャンプー剤が残留しないようにしっかりと洗い流しましょう。

しっかりと乾かす

ブレイズヘアとドレッドヘアはどちらも髪の毛同士が密着しているため湿気が残りやすく、乾きにくいです。濡れたまま長時間放置してしまうと雑菌が繁殖し、頭皮のかゆみや臭いの原因になるのでシャンプーの後はできるだけ早めに乾かすようにしましょう。

乾かし方はシャンプーが終わったらタオルで優しく押さえてできるだけ水気を取り、ドライヤーを使用すればOKです。その際に早く乾かそうとして頭に近い位置で強風を当てると編み込みや絡みが取れてしまう恐れがあるので頭からできるだけ離し、低温で乾かすように気をつけてください。また、表面は乾いているように見えても毛束の内部は湿っている可能性があるのでしっかりと確認しましょう。

寝ている時に崩れないように工夫する

寝ている時に枕との摩擦で髪型が崩れてしまう恐れがあるので、就寝時にはできるだけナイトキャップやスカーフを使用して髪の毛を守るようにしましょう。

まとめ

ストリート系ファッションの髪型として混同されることもある2つの髪型ですが実は明確な違いがあります。それぞれの髪型の特徴を理解した上で、自分がなりたいスタイルに合う髪画を選べるようにし、実際にブレイズヘアやドレッドヘアにした際にはかっこいい姿が長持ちするように適切なケアを行うように心がけましょう。